マロントリップI Love ToucanToucan and I鳥羽水族館/鳥羽水族館3



鳥羽水のオニオオハシたちは、嘴の模様が独特な個体が多いです。
なので、見分けは比較的容易。
オマケ編として、鳥羽水のオオハシを見分けるポイントを説明しながら、
オオハシの見分け方について書いてみましょう。

そして、オオハシの見分け方を理解したら、是非
動物園など、出掛けた先で出会ったオオハシを個体認識して観察してみて下さい。
個性が見えてきて、とても楽しいですよ。

鳥羽水族館オニオオハシ見分け一覧 ()内は水族館で付けられている名称(間違ってるかも)

ホクロ(No.1)
■左側の下嘴基部の黒帯が独特で、波紋のような模様になっている。右側はサンカクの黒帯の柄に似ている。嘴が一番大きい。
脚輪はしていない。

ホソイ(No.2)
■上嘴基部の黒帯がやや細い。下嘴基部の
黒帯は、くの字状にゆるくカーブがついて
いることで、アゴソゲと判別出来る。
脚輪はしていない。

トンガリ(No.3)
■嘴基部の黒帯がとても太い。下嘴基部の
黒帯は、下顎の部分に、矢印状の切れ込みが
入っている。全体的に嘴は小さめで鋭角的。
右脚に脚輪(インシュロック)をしている。

マル(No.4)
■嘴基部の黒帯は上は丸くカーブを描いている。下は台形に飛び出た部分がある。嘴全体の形は、小振りで短かめ。
右脚に脚輪をしている。
. .

アゴソゲ(No.5)
■下嘴の先が欠けている('03年8月現在。時間が経てば治るもの)。下嘴基部の黒帯は、
あまりカーブがついていない。
脚輪はしていない(自分で外した)

サンカク(No.6)
■下嘴基部の黒帯は太め、また、下には三角形に出っ張った部分があった。
嘴は全体的に巾広め。左脚に脚輪をしていた
2003年5月、落鳥。


■見分けるポイント■

a.嘴基部の黒い帯状の部分
■一番の基本ポイント。観察し易く、ここの形が独特な個体も多い。
ただし、時間が経つと帯の形状が変化することもあるので、時間を置いて観察する時は要注意。

b.嘴先端の形状、黒点の形
■先端の形状は個体識別だけでなく、オスメスの判断の助けにもなります。
また、先端の黒点は、黒帯部分に比べ変化が少ない気がするのですが‥‥(私感)

c.筋状に入った模様
■aやbのポイントでは見分けにくい時に。観察しにくいですが、個体で大きく異なる部分です。

d.嘴全体の形。長さ、巾など
■遠目で観察する時に。このポイントもオスメスの判断の助けになります。
成鳥の場合は時間が経過しても変化が少なく、全体の体型と併せて、長期の観察に一番重宝するポイント。

あと全体的な体型、嘴と体のバランスなども見分けるポイントになりますが、
何より一番手っ取り早いのは、近くに飼育係さんがいるなら、その人をつかまえて
色々質問する事だと思います。
見ているだけでは判らない、思わぬ事を教えてもらえる時もありますよ!

鳥羽水族館 その1 その2 その3 その4 その5

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