マロントリップ/I Love Toucan/About Toucan/オオハシのくらし
意外に思われるかもしれませんが、オオハシ科はキツツキ目に属し、大きな意味ではキツツキの仲間です。 |
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熱帯雨林でも、樹冠部(キャノピー)と呼ばれる、ジャングルの上の方に棲み、多くのオオハシたちは2〜数羽の群れを作って暮らしています。 生涯において地面におりる事はあまりなく、生い茂った木々の間を、枝から枝へ飛び移るのを主な移動手段とするために、長距離を飛ぶ事は苦手です。 また、枝から枝へ飛び移る時に、邪魔にならないよう、その翼は羽が少なく、短くなっており、狭いジャングルを移動するのに適しています。 |
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■好奇心が強く、遊ぶ事も大好きです。 右の写真は、葉を嘴でしごいて全部取り除き、軸の部分だけにしたものをおもちゃにして遊んでいるアカハシシロムネオオハシ。 |
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大きな嘴を持ちますが、この嘴は木に穴を開けるほどの強度がないために、オオハシは自分で巣穴を開ける事は出来ません。 巣穴は狭いために、大きな嘴を背に埋め、さらに長い尾羽を、付け根の部分から上に折り曲げて、ちょうど三つ折りのような状態に小さくなって眠ります。 何故尾羽を上に折り畳めるかというと、オオハシには尾羽の付け根の部分に関節があって(このような場所に関節がある鳥は、一部を除き、殆どいないといえます)他の鳥には真似の出来ない姿勢を可能にしているのです。 |
このオオハシは、うたた寝だからかなのか、自然を忘れているのか、尾羽を折り畳まずにお昼寝中。 |
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